こんにちは  院長の中野です

私は女性の味方でありたいなと思っています

生理痛で苦しむ女性 月経前の不調で悩む女性 望まない妊娠を恐れている女性
性感染症の心配をしている女性(男性に比べて女性は重症化しやすいです)
女性ホルモンの急激な下降による更年期症状に苦しむ女性・・・

外来へいらっしゃる患者さんの症状は様々ですが
なるべくその患者さんが楽になる方法を患者さんと一緒に模索します
低用量ピルが生理痛や月経前症候群にはとてもよく効きますが
なるべく自然に近い形でと望む患者さんには
漢方や骨盤の血流をよくするようなストレッチの指導をします

昔は子供を5~6人産むのが当たり前の時代で 妊娠して出産して授乳の期間はもちろん無月経なので
生涯の月経回数は50~100回だったそうです 現代の女性は何回だと思いますか? なんと450回です!
しかも月経回数が多いと子宮内膜症の危険度も増すわけで それだけ生理痛に苦しむ人が増えてしまいました
また 戦前の女性の寿命は50歳頃で 閉経する頃には寿命が尽きていたのですが
現代の女性は閉経して女性ホルモンがなくなってからも50年近く生きなければならなくなりました
この生理痛と更年期以降を楽しく快適に過ごすために
私たちは様々な情報を得て自分の体のためにどうするかを選択することが大切だと思っています

私自身は 月経量が多かったのですが
1年ほど前にミレーナという黄体ホルモンが持続的に分泌される子宮内リングを挿入してからは だいぶ楽になりました
これから自分にもし更年期症状が出てきたら
私はホルモン補充療法を選択しようと思います

みなさんが自分の体のために悩んで色々な選択をするお手伝いができればと思っています
院長:中野章子